誤解を正す! 久留米ラーメンは「ど・トンコツ」?

久留米ラーメンは「ど・トンコツ」?


絶対に断固違います!!!!!


遠くからわざわざ久留米のラーメンを食べに来て 「久留米らーめんを名乗るのならもっと『どトンコツ』にしてもらわないと」 なんていうネット上の書き込みを多数見るようになり、この誤解は正さなきゃと思っています。


『どトンコツ』はマスコミが作り上げた造語であり、久留米市民に「ド・とんこつのお店はどこ?」と聞いても、そんな店は無いと言われます。


久留米のとんこつラーメンのスープは、営業で減った分だけ毎日新しいスープを継ぎ足しするもの。


イメージで言えば長年継ぎ足す“鰻のたれ”。


だから、50年以上の歴史があるところも多い久留米ラーメンのお店は「スープの煮込み時間は半世紀以上」といわれているのです。


本物の久留米ラーメンは一般的なイメージとは全く違い、あっさりししたとんこつラーメンが旧来の久留米のとんこつラーメン。


決して、ギトギトでもベタベタでもないのだ。


一方、博多のとんこつラーメンのスープは毎日新しいスープを作って 売切れたら終わりの「採り切りスープ」。


煮込み時間が短い為、スープ自体のコクは少ないのだ。


スープ自体は薄い為、後で大量の脂を足し、こってり感を演出しているが、これを本来のとんこつの濃くと勘違いしている人が多い。


薄さをカバーするのに、スープを煮出す段階で、脂を混ぜている店も多い。


本物の久留米のとんこつラーメンを食べた時に初めて、この「脂でのコク」と「とんこつ本来のコク」の違いを納得することができるのだ。


替え玉という文化が元々無い久留米という次回の話にも関係しているんだけど、博多のラーメンは麺を食べるラーメン文化。


久留米はスープと麺を一緒に食べる文化という大きな違いがベースにあるんだよね。


続きはまた後日


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